女、転職した話。④

2022年1月半ば、1社目の会社に履歴書と職務経歴書を送ったが応募者多数の為締め切られた後だった、というところまでが前回のあらすじ。その後、すぐに2社目に応募することになる。

1月17日、2社目に応募。

2つ目に応募した会社は安全設備系？の会社の事務。土日祝休みで残業ほぼなし。月給17万円。次の次の日には履歴書投函した。めでたく書類選考通過し、面接してもらえることに。面接日を提示してもらったが、その日は3回目のﾜｸﾜｸﾜｸﾁﾝﾁﾝﾁﾝの日で絶対早帰りできない日だったので、別の日にしてもらった。

月末の水曜日、面接に向かう。

大学の頃に買ったスーツ。全然着れる。むしろ今の方が細い。この会社の存在は求人広告で知った。何の会社なのかホームページに載ってる内容しか知らない。図書館で借りた、転職面接対策本に載ってた受け答えを頭の中に叩き込んだ。

面接は社長さんだった。「本当は人事の人が担当なんだけど、あなただけ面接の日が違うから私が担当なんだ」と言ってた。あ、不利かも。って思った。

退職する理由、通勤の手段くらいしか質問されなかった。あとは社長さんがご自分の会社について語ってくれた。めちゃくちゃよく喋る。30分くらい自分語りを聞いて、それはそれで勉強になった。

結局、ここの会社は不採用。提出した書類が返送されてきた。面接の時処分してくれって言ったのに〜。履歴書と職務経歴書っていう個人情報のかたまりみたいなモン、そっちでシュレッダーしてくれよ。

不採用だったけれど、自分の職場以外の会社を訪問して、転職したいっていう気持ちが高まった。良い練習になったな。